Profile

竹花 せい子

[タケハナ セイコ]

盛岡市議会 / 現職
竹花 せい子

略歴

1945年
一関市(旧花泉町)生まれ
1966年
東京家政大短期大学部卒
同年
岩手県公立中学校教員
1997年
岩手県教職員組合
2006年
公立中学校教員 退職
2015年
盛岡市議会議員選挙 初当選(現在一期目)

Interview

取材日 2017/3/29 聞き手 吉田拳
竹花さんはどちらのご出身ですか?
竹花:今は一関市になってますけど、花泉町金沢というところです。
大学はどちらに行かれたんですか?
竹花:東京家政大学短期大学部です。そこで家庭科の教職免許をとりました。
学生時代は何をなさってましたか?
竹花:歌うことが好きだったので、中学校も高校も合唱をやってきました。今はやれてませんが、勤めてからも合唱団で歌ってました。
ほぉ~。他にも何かご趣味はありますか?
竹花:あとは古いものが好きで、アンティーク市に出掛けたりしてます。あと、物を作ることが好きなので、トンボ玉や布のバッグを作ったりして楽しんでます。それから、カメラを持って古い建物を撮ったり、崩れそうな建物を撮ったりね。
なるほど~。盛岡に来られたのはいつですか?
竹花:初任が盛岡だったので、その時の1966年からです。
教員のお仕事は何年くらいなさったんですか?
竹花:1966年から2006年まで家庭科教員として40年です。
竹花せい子
教員になったのには、何か理由があったんですか?
竹花:母も祖母も教員であったことが大きく影響しています。物を作ることも、子どもも好きだったし。
へぇ~。どのあたりに赴任されました?
竹花:初任で盛岡に、次に雫石、紫波、山形村。(合併で)今は久慈市ですね。
なるほど~。教員を退任なさった後は何をしてらっしゃったんですか?
竹花:退職して11年になりますが、退職した女性の先生方で組織している団体の事務局、もう一つは、こちらも女性団体で女性の自立と平等を目指して活動している「I(アイ)」という団体の事務局をやってました。なので、議員になってから、まだ1年半かな(笑)
この前の選挙(2015年8月)で初当選されて。いわゆる一年生議員ということで。
竹花:そうなんです(笑)
竹花さんが選挙に出るキッカケは何だったんでしょうか。
竹花:ここずっと、教職員の中から議員を出してたんですね。5期目を目指して頑張っていた方が、体調を崩してしまって。次は誰が、ということで、私になったということです。
なるほど。初めての選挙はどうでしたか。
竹花:あまりにも突然で慌ただしかったです。10日間ぐらいの間に前に「ポスターの写真撮ってきて下さ~い」「パンフレットの原稿を考えて下さ~い」とか。
急に決まったと。
竹花:急でしたね。
それは大変でしたね。すると、いろいろと戸惑うことも多かったと思いますが……
竹花せい子
竹花:今も戸惑うことばかりです。ですから一つ一つ「議会事務局に聞いてからにします」ということが多いです。あと、議員になってみると、「あっ、こういうところにも顔を出さなきゃいけないのか」とかね。それから、(盛岡市議会議員の)みなさんから教育が専門だよね、って思われていますけど、議会でみなさんの質問を聞いて、「あっ、私もこのことを勉強しなきゃいけないな」なんていうふうに思ったりね。あまり勉強好きではないのですが(笑)
勉強はお嫌いですか(笑)
竹花:そうです。あまり好きではないです(笑)
僕もです(笑) 先ほど、いろんなところに顔を出す、という話がありましたが、例えばどういうところでしょう?
竹花:3月末、4月は小中学校の入学・卒業式があったり、様々な行事などとか。「竹花さん忙しいから今回はいいよ」と言ってもらったりしたこともあります。
なるほど。議員になってまだ日が浅いということでしたが、こういうことをしたなぁ、というのはありますか?
竹花:まだ実感はないんですけれども、議会で質問にも立たせていただきまして、子どもの立場、教員の立場に立って発言したつもりです。議会に入ってみて、(政策が)実現するために何年もかかるんだなぁ、ということが分かりました。でも言い続けなければダメだな、ということも知りました。これから頑張っていきたいと思います。
2016年12月議会では「教材備品費の予算措置」や「教職員定数拡充の要請」などをご質問なさったということですが、やっぱり教員時代の経験からそういった質問をなさっている感じですか?
竹花せい子
竹花:そうですね。40年間教職員でしたし、組合員でもありました。日常会話をしていると、「もっと学校に予算が欲しいよね」とか「授業に支障をきたすほど校舎が壊れているよね」ということが聞かれましたし、退職してから学校を訪問させていただいた時にも、同じような状況を話してたので、まだそうなんだ、と思いました。
2016年8月には「介護保険施設の入所待機者対策」についてもご質問なさってますね。
竹花:そうですね。これも自分の周りの方々の経験から質問につながっています。市当局は今後、施設を増やす予定でいる、という回答でした。
福祉の方にもご関心があると。
竹花:もちろんあります。私も高齢者になりますし(笑) 今、所属しているのが教育福祉常任委員会ですからね。
では、これから訴えていきたい、取り組んでいきたい、ということはありますか?
竹花:それはまさに教育と福祉のところで、この前の議会で質問したところです。市当局の回答は「検討します」「努力します」というのが多いのですが、「実践します」「実施します」になるよう取り組んでいきたいと思います。
竹花さんは社民党に入ってらっしゃいますよね。どういったキッカケで入られたんですか?
竹花:キッカケは私の母ですかね。母は高校の時、亡くなってますが、そこまでの働き方とか、生き方を見ていたのが影響していると思います。
竹花せい子
盛岡市や岩手県の、党の大会といいますか、会議みたいなのに行く機会もあるんですか?
竹花:ありますよ。会議は常にです。大会にも出ます。皆さんの意見や考えを聞くのが大切ですから。
話は変わりますが、竹花さんは自然がお好きだそうですね。
竹花:そうですね。鳥とか虫とか……。そういえば、この前、怒ったというか。この市役所に来るとき、自転車に乗って、明治橋渡って、杉土手を通って来るのですが。川原に太いサイカチの木が2本ありますが、1本切られてしまったんですね。実は家庭科の教員時代、サイカチの実を教材として使ってたんです。「洗剤になるよ」「繊維があるからたわしにもなるよ」なんてね。それがいつの間にかバッサリ。かなしかったです。現職の家庭科の先生も教材にしていたので……。私だけ悲しいのかと思っていたら、この前の予算特別委員会で質問した議員さんがいらっしゃって。「なぜサイカチの木を切ることを地域住民に相談しなかったのか」と。市当局は、枝が大きくなり、岩手山とか石碑がしっかり見えなく景観にも悪い。虫がつくとかで切ってしまった、という回答でした。そのやりとりを聞いていて、私も黙っていられなくなって(笑) あったっていいじゃないの、と。教育現場でも使ってたのに、みたいなことを言ってしまいました。サイカチは虫がつかないと生きていけないし……この話になると止まらなくなるのでやめますね(笑)
へぇ~(笑) 少し話はそれますが、議員として若者に対して何か言いたいことはありますか?
竹花:今の若い方たちは自分の意見を持っていますよね。なので、その意見をどんどん言った方がいいと思います。「今の若い人たちは」という人もいるけどね。いろいろな意見、考えがあるのだから、黙ってないで言った方がいいよ、と。
なるほど。最後の質問になりますが、盛岡はこれからどういった街になっていけばいいと思いますか?
竹花:私、就職してからはずっと盛岡なんですけど、住んでみると非常に自然が綺麗で、中心にお城があって、周りには池や川が流れていて、自然がいっぱいなので、それを活かした街づくりをしていかなければならないな、と。盛岡駅に立つとビルがどんどん建って、街を歩いていても、川が見えないなあ、とか、岩手公園がみえないなあ、とか思いますけれども。これからは自然が活かされる開発がなされればいいなと思いますね。
竹花せい子
本日はありがとうございました。
竹花:ありがとうございました。

※ 本記事は平成28年度岩手大学Let'sびぎんプロジェクトの助成により制作されました。 ※
岩手大学Let'sびぎんプロジェクト